勉強を効率的に進める大事な考え方を紹介します。
それは、「全体から部分」に入るということです。
参考書を手に取ったときに1ページ目から一字一字細かく読んで覚えていく人をよく目にします。これは脳の構造的に、効率的な勉強法とはいえません。
全体の中での位置づけが分からない中で、1ページ目から覚えるというのは脳にとってとても負担が大きく、なかなか記憶には定着しません。
「全体から部分」への具体的な勉強の進め方
では、どう進めたらよいのかということですが、
パラパラと読み進めながら、まずは全体像を把握するところから入ることです。
例えば1冊の参考書を進める際を例にとりますと、全体像を把握することで、次のようなことのイメージがつかめてきます。
全体の章構成はどのようになっているのか?
自分が苦手なところはどのあたりにかかれているのか?
全体の分量はどの程度あるのか?
1冊やるのにどれくらいの時間がかかるのか?
これらのことをイメージできた上で、取り組み方を考えていくのです。取り組み方については、ざっくり以下のことを考えればよいでしょう。
1冊をどれくらいの時間をかけて終わらせるか
どの部分から取り組んでいくか
それぞれの章にどれくらいの時間をかけてるか
この取組み方の概要が決まれば、スケジュールに落とし込むことができます。
こういった流れで勉強を始めていくことで、全体の流れを把握した上で、部分的な学習に入っていくので、脳は細かい内容を覚えていきやすくなります。
最後に
このように「全体から部分」の流れを意識して取り組んでいくと、勉強の効率は大幅にアップします。いきなり、細かいところから勉強してしまう癖がある方はぜひ参考にしてみてください。
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