大手企業では、実績と能力を評価されて、ボーナスや基本給の額を決められるケースが多いです。
よく覚えてほしいのは、給料は、実績や能力ではなく、「評価」で決まるということなんです。
実績や能力を上司というフィルターにかけられて、評価されるんですね。
この評価の積み重ねが出世に影響してきます。
でも、青二才のときは、実績や能力で勝負したいと思いますよね?
この勘違いすると、せっかくの実績や能力がもったいないことになりますので、
出世したい人は気をつけた方がよいですよ。
この記事では、評価を上げるためにやっておきたい3つのことを紹介します。
前向きな発言は評価に大きくプラスに働く
評価をする際には、客観的な情報に基づいて評価するように意識はしますよ。
私も何人もの部下の評価をしている人間です。
しかしですね、限界はあります。
やはり、印象というのは大きいんですよ。
その印象に大きく影響するのは何か?
一言で言うと、発言ですね
発言をよく聞いていると、
この人、どんな気持ちで仕事しているのか、見えてきます。
イヤイヤやってる人は、イヤイヤ感が出ますよ。
前向きにやっている人は、前向き感が出ますよ。
「もっとこうした方がよいんじゃないですか?」
「次、これやってみましょうよ!」
「次はもっと良い結果出るようにトライしてみます」
こんな発言を繰り返している人は、印象いいですよ。
重要なのは、発言じゃなくて行動でしょ。
だまってやっても、行動見てくれよ!
と青二才は思うわけですよ。
でもね、上司は何人も部下がいるんだから、そんな詳しく一人一人の行動は見てられません。
同じ、行動をしているなら、精一杯、良い印象与えた方が給料あがりますよ。
結論から明確に報告できるようになっておく
上司は部下の仕事の状況がいつも気になっているんです。
あなたが部下の立場なら、いちいち面倒くさいな、と思ってしまうかもしれませんけど、
「最近、仕事は順調に進んでる?」
とか聞かれますよね。
この時、「特に問題ないですよ」
だけで、触れられなたくないオーラ満点を繰り返していると
あんまし、評価は良くないですよ。
上司から見ると、部下の行動があんまし見えないからです。
毎回じゃなくても、上司から見て、状況がわかるように、簡潔に報告してくださいね。
だらだらとはNGです。
まず、結論を意識してください。
「今は、A、B、Cの業務を進めています。
メインはAです。
こちらは、ほぼ計画通り進んでますが、一点課題が出てます。
業者からの部資材供給が遅れていて、納期が遅れる可能性が出ています。
業者と調整中ですので、進捗あったら、また報告させてもらいます。」
こんな感じでも、情報入れておくと、上司は部下の動きが見えて、安心します。
そして、課題をちゃんと認識して、アクションも起こしているんだな、と評価は良いですよ。
最後まできっちりやり遂げる
頑張っても、なんか最後が曖昧になってしまう人多いんですよね。
これは仕事のツメが甘いんです。
このあたり、上司はよく見てますよ。
ちゃんと最後までやりきっているのか。
話聞いていると分かるんです。
ああ、途中で適当になっちゃってるね。と
適当にできるもっともらしい理由はいくつもありますよ。
他の業務が忙しくなった。
優先順位が下がった。
などなど
でも、もしやらないんだったら、その時点で、一言言っておくべきですね。
言わないなら、最後ちゃんと結果が出るまでやる。
こういう仕事の進め方している人は、信頼できます。
曖昧になる人はだんだん信頼できなくなります。
仕事任せても、なんかうやむやになっちゃうと、リスクを感じてしまいますから。
まとめ
今日は、評価を上げるためにやっておきたい3つのことを紹介しました。
- 前向きな発言
- 結論から明確に報告できるようになっておく
- 最後まできっちりやり遂げる
の3つです。
共通して言えるのは、上司の立場も考えて、仕事ができているかですよね。
この辺は、センスの問題もありますが、
出世する人は、ほぼ間違いなく、もう一つ上の人の視点で考えることができてますよね。