「末期がんを克服した医師が教える」という言葉に興味を持ち、星野仁彦さんが監修された『がんの芽をつむにんじんジュース健康法』の本を読みました。
星野仁彦さんについて
まず最初に、この本を監修された星野仁彦さんについて紹介します。
お仕事は、精神科医。ご自身で自分の性格を真面目で、仕事熱心、責任感も強かったと振り返っておられます。
そのため、精神科医をやりながら、人の心をいやすことで、自分にストレスをためておられたそうです。夜は、睡眠時間を削って勉強にあてて、仕事の業績をあげることを最優先する生活を送っておられました。
愛食家でワインやステーキが大好きで、毎日、ステーキや揚げ物を食べられていました。
この生活は、「がん危険度100%だった!」とおっしゃっています。
全部あてはまらなくても、重なる部分がある方も多いのでは。。
星野仁彦さんのがんについて
ある日、腹痛におそわれ、病院で診断を受けると、大腸がんと診断されます。42歳の年齢だったそうです。
摘出手術後には、肝臓にがんが転移していることが分かり、治療法を可能な限り調べ尽くし、いきついたのが、
ゲルソン療法
ゲルソン療法は、ドイツの医師であるマックス・ゲルソンが1930年代に開発した食事療法を言います。当時、末期がんを半分も治したという驚異的な実績を持っている治療法です。
しかし、ゲルソン療法はかなり厳しい食事療法なので、実生活で実践するのは難しいと判断され、星野さん独自のアレンジを施して実践されました。その方法を詳しく紹介し、実践の過程を示しているのが本の概要になります。
本を読んで感じたこと
わたしが本を読んで感じたことは、
にんじんジュースを飲むことの効果を大きさ
がんとの戦いは、がんと宣告される前にやらなければならない
という2点です。
なんといっても人参の利点は、カロテンが豊富であるということ。
カロテンは、がん予防に有効とされており、にんじん以外にも、もろへいややほうれん草にも多く含まれています。しかし、大量に摂取することを考えた場合、にんじんジュースが非常に摂取しやすく、継続しやすい利点があります。
そういった意味でも、にんじんジュースは日々の健康管理の面でも力になってくれそうですね。